SOBA開発者ブログ

2022年11月16日

Web会議システムに使用するWebRTC技術とは

はじめまして、SOBAプロジェクト嘉藤です。

私は、同業他社からのキャリアチェンジで今年の7月に入社したばかりのため、まずは以下について調べてみました。

弊社のWeb会議システムに使用しているWebRTC技術とはなんなのか？
その技術を使用しているサービスは、他にどのようなものがあるのか？

WebRTCとは、「Web Real-Time Communication」の略称でウェブブラウザ（やモバイルアプリ）のAPIを用いてリアルタイム通信を実現する技術です。

ウェブページ内で直接ピア・ツー・ピア通信を行うことにより、プラグインのインストールやネイティブアプリをダウンロードしなくても、ウェブブラウザ間のボイスチャット、ビデオチャット、ファイル共有などができるようになります。

Apple、Google、マイクロソフト、Mozilla、Operaがサポートしています。

Web会議システムなど、業務に必要なシステムだけではなく、オンラインクレーンゲームや VRChat など、エンターテインメントな分野でも盛んに利用されています。

技術の特性上、カメラやマイクを利用することが多いですが、最近のモバイルデバイスには標準装備されています。

WebRTC（技術）という名称を聞く機会は少ないかもしれませんが、実は気が付かないうちに利用しているサービスに導入されていたり、身近なものにも使われているかもしれません。

ロボットにカメラを搭載し、被災地などの危険な場所に人が直接行かなくても移動させながら現場の状況をリアルタイムに映像で取得したり、人手不足が懸念されている医療の現場で、腕のように動く機械を遠隔操作して離れた場所にいる患者さんの手術を行うことができないかなど…

WebRTC技術と遠隔操作技術を組み合わせた、取り組みも増えています。

貴方の身近なところでもWebRTC技術が利用されているかもしれません。
探してみると面白いかもしれませんね。

今回は以上となります。

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